ロゴへの想い

2023.1.19

こんにちは。株式会社カンゲキエクスアール代表の内田滋です。

今日はKANGEKI XRのロゴに込めた想いについてお話します。

演劇というのは「観る人」「創る人」「演じる人」の三者で成り立っています。わたしとしては、今回ロゴをデザインする上で、絶対にこの「三者の存在」を表現したくデザイナーさんに依頼をしました。

あがってきた案をデザイナーさんやチームスタッフを議論を交わし、できあがったのがこのロゴです。

「三者の存在」を”トライアングル”で表現してもらいつつ、劇場の象徴として『緞帳(どんちょう)』もイメージして仕上げてもらいました。

そもそも【芝居】の語源をご説明させていただくと、江戸時代、京都の四条河原でお芝居という文化が発祥しました。

お客さん達は川の対岸で芝居を観るようになり、その際、河原の石っころに座ると痛いので、河川敷に生えている『芝』を引き抜いてきて、座布団がわりに敷いて『居座る』事から、【芝居】と呼ばれるようになりました。

そう、芝居とは、演じる人や創る人目線ではなく、お客さん目線で出来た言葉なんです。

芝居はお客さんが居てこそ成立しますし、芝を引き抜いて持ってくる、というお客さんのアクションがあるのが、面白いところだな、と僕は思います。

その後、「おひねり」や「記念グッズ購入」、「交流の場」などで様々なアクションを頂き、古くからお客さまの応援で成り立ってきた芝居。

スマホの登場により、エンタメが大きく変わってきていて、演劇も少しずつ形を変えていかねばならない時代に差し掛かっていると考えます。

新しい時代になっても今までと変わらぬ応援を頂けるよう、これからも手を取り合って、トライアングルの一員として新しい【カンゲキ】を一緒に創っていって頂けたら嬉しく思います。

あ、ちなみに、「カンゲキエクスアール(KANGEKI XR)」の【カンゲキ】ですが、演劇を観る『観劇』と、心が動かされる『感激』をかけております。

以後、お見知り置きを。